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熱中症対策の水分補給にスポーツドリンクはダメなのか!?ダメな理由と水分補給におススメの飲み物を紹介!

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水




みなさん、こんにちは。安芸守です。

2019年も9月となり1年の終わりが見えてきたがしますね。さて8月が過ぎて日に日に暑さが和らいでほしいこの頃ですがまだ残暑というべきか暑い日が続いています。

この季節に気を付けたいのが熱中症。特に屋内にいる高齢者の方は「8月より涼しいから…。」と油断しがち。

涼しいからといっても知らないうちに水分は身体が排出されミネラルは失われていきます。自発的にこまめな水分補給は欠かさず行いましょう。

さてそんな水分補給にあなたはどんな飲み物を飲んでいますか?

もし水やスポーツドリンクならばおススメできません。なぜおススメできないのかその理由と代わりに飲んだ方がよい飲み物をご紹介します。




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熱中症対策に欠かせないのは血液成分

血液成分は大きく分けると細胞成分と血漿成分の2つ

まず下の表をご覧ください。

細胞成分 約45%
血漿成分 約55%

血液成分はまず赤血球や白血球などの細胞成分が45%、水分やタンパク質などのからなる血漿と呼ばれる成分が55%を占めています。

そして熱中症対策に欠かせないのが血漿成分になります。

血漿成分の割合が崩れると身体に悪影響を及ぼす

さて血漿成分に占める割合は下の表にまとめました。

水分 90%
タンパク質 7~9%
ブドウ糖
ナトリウムイオン
他の無機質ホルモン
1~3%

血漿成分は水分が大部分の90%を占めており、次いでタンパク質が7~9%、残りの1~3%はブドウ糖やナトリウムイオンなどです。

ちなみに熱中症対策に必要なのはブドウ糖や水分以外にも塩分(ナトリウム)があり、血液中の塩分(ナトリウム)濃度は0.9%になります。

その血液中の成分バランスが崩れると

  • 血流が悪くなる
  • 血糖値の上昇
  • 熱中症

など様々な身体の不調が起きてしまいます。

水分をこまめに取るということは血液中の水分を保つだけでなく、塩分(ナトリウム)濃度やブドウ糖などの成分バランスを保つ必要があるのです。

水分補給に水やスポーツドリンクは危険!?

安全な水

さて一般的な水分補給を行う時、大抵の方はミネラルウォーターや水道水などの水、またはスポーツドリンクなどを飲んでいると思います。

しかし最近の研究でこれらで水分補給を行うと身体に負担があるということが分かってきたそうです。

なぜ良くないのか、その理由を紹介します。

水(ミネラルウォーター)

話題になっているのが大塚製薬のホームページにある

出典:大塚製薬公式HP「熱中症からカラダを守ろう~効率的な水分補給~」(外部リンク)

こちらのページです。

人間の血液中には約0.9%の塩分すなわちナトリウムが含まれていて身体を循環しているそう。

汗をかいた場合、その血液中に含まれている塩分(ナトリウム)も一緒に汗となって体外に排出されますが、大量の汗をかくとそれだけ多くの塩分(ナトリウム)を排出してしまうことになります。

その状態で塩分が含まれていない純粋な水だけを大量に摂取すると水分量だけが正常値以上になり血液中の塩分(ナトリウム)濃度がより薄まり元の0.9%の濃度に戻すことができません

そうなると体内バランスが崩れ、体温調節が難しくなりせっかく水分補給をしても結果的に熱中症となってしまいます。

つまり水を飲んだところで熱中症対策どころから逆に熱中症に近づいてしまうのです。

スポーツドリンク

もう1つあまりおススメできないのが水分補給の王道、スポーツドリンクです。

適度な塩分(ナトリウム)、糖が含まれているので水と比較すると体内バランスを整えるには良い飲み物と思われますがあまりおススメできません。

それはダイヤモンド社から2019年9月発行された医学博士の牧田善二氏著の「医者が教える食事術~最強の教科書」という書籍に記述があり、要約すると

40代の女性が、真夏に脱水症状に陥った際に医者から「スポーツドリンクをこまめに飲め」とすすめられた経験から部活の練習の水分補給用にと毎日1.5~2ℓのスポーツドリンクを中学生の息子さんに持たせていたそうです。

その生活を1年ほど続けた結果、中学生の息子さんはグランドで昏睡状態になり重度の糖尿病患者であることが判明した。

出典:ダイヤモンド社出版・牧田善二著「医者が教える食事術~最強の教科書」

このように汗などで水分を排出した後だと血液中に含まれている水分量は減っていますので、その状態でスポーツドリンクなど清涼飲料水をがぶ飲みすると血糖値が急上昇する危険があるということです。

すぐに糖尿病にはなりませんがそういった生活を長年続けると糖尿病になってしまう危険があるため水分補給にスポーツドリンクはおススメできません。

安芸守
なぜ糖尿病になってしまうのかより詳しく知りたい方は下の書籍を手にとって頂き、健康寿命を延ばしすためにもぜひご一読下さいね。

水分補給におススメの飲み物「経口補水液」をご紹介

最近、効果的な熱中症対策だと注目を集めているこの「経口補水液」。

最近では所ジョージさんのCMでもお馴染みですね。

ポカリスエット(100ml) アクエリアス(100ml) オーエスワン経口補水液(100ml)
エネルギー 27kcal 19kcal 10kcal
タンパク質・脂質 0g 0g 0g
炭水化物(ブドウ糖) 6.7g 4.7g 2.5(1.8)
食塩相当量 0.12g 0.1mg 0.292g
カリウム 20mg 8mg 78mg
カルシウム 2mg - -
マグネシウム 0.6mg 1.2mg 2.4mg

参考サイト:大塚製薬公式HP「よくあるご質問」(外部リンク)

さて上の表は経口補水液と他のスポーツドリンクの成分をまとめたものです。

この表をもとに多くの飲み物がある中でこの「経口補水液」をおススメした理由を下記にまとめました。

おススメポイント

  • 炭水化物(ブドウ糖)の成分量が低いため糖濃度が低い
  • 糖濃度が低いため熱中症対策の水分補給による糖尿病リスクを軽減できる
  • 電解質濃度が高く身体に吸収されやすい
  • 汗をかく以外にも下痢や嘔吐など体調不良による脱水症状にも効果がある
  • 高齢者の方の脱水症状に非常に効果がある

着目すべきは炭水化物(ブドウ糖)の成分比率。経口補水液の場合だと炭水化物(ブドウ糖)は2.5なのでスポーツドリンクと比較すると約1/4ほどで糖濃度が低いのが特徴です。

糖濃度が低いため水分補給時に必要以上の血糖値の上昇を抑え、スポーツドリンクのがぶ飲みによる糖尿病へのリスクを低くすることができます。

また糖濃度が低いと電解質濃度が高まるのでスポーツドリンク以上に身体に吸収されやすく高齢者の水分補給不足嘔吐などによる体調不良を起因としたものなどあらゆる原因で起きた脱水症状に非常に効果があります。

最近では同じような栄養成分で「アクエリアス経口補水液」も販売されています。

アクエリアス経口補水液(100ml) オーエスワン経口補水液(100ml)
エネルギー 11kcal 10kcal
タンパク質・脂質 0g 0g
炭水化物(ブドウ糖) 2.7g(1.5) 2.5(1.8)
食塩相当量 0.249g 0.292g
カリウム 80mg 78mg

血液成分を知り栄養成分を確認した飲料水で水分補給をしましょう

いかがでしたでしょうか。

経口補水液でなく水(ミネラルウォーター)で水分補給する際は、1ℓの水に対して食塩をティースプーン1/2g(約2g)と角砂糖を数個溶かしたものを飲用するといいそうです。

どうしても出先で経口補水液が見当たらず、ミネラルウォーターしか購入できない場合は最近スーパーで見かけるようになったカバヤ食品が販売している「塩分チャージタブレッツ」を購入しミネラルウォーターと一緒に摂取すると良いでしょう。

塩分チャージタブレッツ(1粒(2.8g)あたり)
エネルギー 10.3kcal
たんぱく質 0g
脂質 0.04g
炭水化物 2.54g
食塩相当量 0.108g
カリウム 15.5mg

塩分チャージタブレッツ」の栄養成分は上の表にまとめた通りです。

おススメする理由は下にまとめました。

おススメポイント

  • 経口補水液の栄養成分とほぼ変わらない
  • ミネラルウォーターと同時に摂取すれば経口補水液と同等の効果を得ることができる

下の比較図をご覧ください。

塩分チャージタブレッツ(1粒(2.8g)) オーエスワン経口補水液(100ml)
エネルギー 10.3kcal 10kcal
たんぱく質 0g 0g
脂質 0.04g 0g
炭水化物(ブドウ糖) 2.54g 2.5(1.8)g
食塩相当量 0.108g 0.115g
カリウム 15.5mg 78mg

経口補水液の栄養成分とはほとんど違いがありません。ミネラルウォーターと同時にこのタブレット1つを摂取すれば経口補水液と同等の効果を得ることができます。

水分補給は単純に水やスポーツドリンクをこまめに取ればいいというわけではなく、水分に含まれている栄養成分をきちんと確認してから効果的に行うことが大切です。

水分補給をする水を選ぶ際の栄養成分としては

注意

  • 糖質(炭水化物)の比率が少ないものであること
  • 食塩相当量が0.1~0.2gあたりのものであること

少なくともこの2点を抑えておく必要があります。

やみくもに水分補給ではなく身体のメカニズムや血液成分にあった方法にすることが大事です。このページをきっかけに水分補給の際の飲料水選びを意識し効果的な水分補給をして頂ければ幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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